3.6.12.19 ALUへの入力の単精度から半精度への精度縮減
ALU命令式
の
入力オペランド
が
半精度浮動小数点数
を期待するとき、
単精度浮動小数点数
を丸めて入力する指示ができる。
オペランド
の末尾にrオプションを付加すると、 2 長語を 4 つの
単精度浮動小数点数
として解釈し、 4 つの
半精度浮動小数点数
に丸めたものを
MSB
側 1 長語に置き、
LSB
側 1 長語は 0 にした 2 長語が
ALU
に入力される。
2 入力の
オペコード
であっても、第 1 入力と第 2 入力に対してそれぞれ独立に、rオプションを付加するかを決められる。
code:txt
例
hrsqrt $llr0vr $lm0v
サイクル
ごとに、
GRF0
から読み出した 2 長語を 4
単精度
語として解釈し、 4
半精度
語に丸めてから近似逆数平方根命令を実行する。